スギの木の板を張る大工=鎌田神社

 伊東市鎌田の鎌田神社(朝日啓之宮司)で庁舎(ちょうや)屋根のふき替え工事が行われている。屋根瓦と屋根の土台の老朽化のためで、瓦から鋼板に替える。約6トン軽くなり耐震性が向上する。ふき替えは40年以上ぶりという。

 氏子総代長の小田瑞穂さん(69)は「庁舎は子どもたちの遊び場だった。今回の工事をきっかけに、鎌田の氏神さまを思い出してほしい」と話した。朝日宮司(62)は「庁舎は先祖代々、氏子の皆さんのコミュニケーションの場。伝統を皆で守るために浄財をお願いしたい」と語った。

 庁舎は神社境内入り口右手にあり、約150平方メートルの広間になっている。神楽、鳥刺しなどの伝統芸能の披露や、地域住民の憩いの場として親しまれている。工事は1日から始まり、5月31日までの予定。

 【写説】スギの木の板を張る大工=鎌田神社