雌のニジマスの剥製を手にする岩井さん。奥は雄=八幡野

 ■体長90センチの雌雄、加工 「おなか再現に苦労」

 伊東市八幡野の魚類剥製工房「リアル・アート」代表の岩井正さんがこのほど、体長90センチの巨大なニジマスの剥製を完成させた。富士宮市の県水産技術研究所富士養鱒場で8年間生きたニジマスで、養鱒場職員も「ここまで大きくなったのは初めて」と驚いていたという。

 このニジマスは「ドナルドソン」という種類。雄と雌が1匹ずつ持ち込まれ、どちらも同じサイズだった。岩井さんは4月から3カ月ほどかけて加工した。身と骨を取りのぞいた皮を防腐処理して中に発泡ウレタンの型を入れ、着色して仕上げた。「細かいうろこを落とさないよう気を使った。雌の大きなおなかをきちんと再現するのに苦労した」と振り返った。

 雌の剥製は近く養鱒場に納める。雄は岩井さんが譲り受け、工房に展示する。問い合わせは岩井さん〈携帯090(9947)4979〉へ。

 【写説】雌のニジマスの剥製を手にする岩井さん。奥は雄=八幡野