水難者役の引き上げを行う参加者=富戸の伊豆海洋公園

 伊東市ダイバーズ協議会(中田次城会長)は23日、富戸の伊豆海洋公園で緊急対処訓練を行った。会員、伊東消防署など約50人が参加し、水難事故の救助の流れを確認した。

 ダイビング中に起きやすい減圧症で急浮上した事故者がいる想定で実施した。事故者を発見したダイバーの合図を受け、ドローンで位置を把握した後、担架で引き上げた。無線機で連絡を取り、消防への電話や園内放送も行った。その後、胸骨圧迫、マスクを使った酸素投与を続けて救急隊に引き渡した。

 消防は「救命処置の流れは良かった。事故の恐れがあったらひとまず救急隊を呼んでほしい」と講評した。開催責任者の篠原聡さんは「夏の繁忙期前に毎年行っている。事故の時は協力して救助に当たる」と話した。

 市内39のダイビングショップが加盟している。救助訓練の他、座学講習も開いている。

 【写説】水難者役の引き上げを行う参加者=伊東市富戸の伊豆海洋公園