総会であいさつする日吉会長=市観光会館

 ■主要魚種の動向聞く

 県内の定置網漁業者でつくる県定置漁業協会は25日、伊東市観光会館で本年度総会を開き、役員改選で日吉直人会長(いとう漁協富戸支所)を再選した。主要魚種の資源動向や太平洋クロマグロの管理体制などをテーマにした記念講演もあり、耳を傾けた。

 県水産技術研究所伊豆分場の鈴木勇己さんは、伊豆東海岸定置網の近年の漁獲動向を、ブリ類、サバ類、スルメイカを例に挙げて説明。ブリ類は漁獲量が高水準で推移し、今後もしばらく期待できるとしたが、漁獲量が減っているスルメイカは低水準期と同じ漁獲パターン、サバ類はゴマサバが減少しているものの、成魚主体のマサバが増加している、と分析した。

 2017年度の事業報告・収支決算、18年度の事業計画・予算案なども審議、承認した。事業計画では、雇用労働力の確保と後継者の育成に力を入れるほか、地産地消を進めて地魚の価値を高め、価格の向上を図る。

 【写説】総会であいさつする日吉会長=市観光会館