「キンメの滝登り」のだまし絵を制作する学生たち=伊東駅前仲丸通り

 伊東市商店街連盟が18日までに、立体的に見える「だまし絵」をJR伊東駅前の仲丸通りに設置した。テーマは「キンメの滝登り」。街路灯の支柱からあふれ出した水をさかのぼるキンメダイを描いた豪快な図柄が、早くも通り掛かった人たちの注目を集めている。

 同連盟は前年度から、商店街の活性化を目的にだまし絵の設置に取り組んでいる。前年度はキネマ通りと湯の花通りに描いた。宝塚大東京メディア芸術学部の教員と学生が制作を担当している。

 キンメの滝登りをデザインしたのは同学部研究員のイラストレーター黒沢勝哉さん。「伊東なのでコイでなくキンメダイの滝登り。街路灯の支柱を活用したので、歩行者だけでなくドライバーの目にも付きやすいと思う。いたずら心にあふれただまし絵になった」と話した。学生らは3日がかりで通りの4カ所にだまし絵を描いた。

 仲丸通りの松下守利会長は「予想を上回る出来栄え。作品として、広くアピールしていきたい。通りの自慢が一つ増えた。これを機に、にぎわいづくりのうねりを起こしたい」と喜んだ。

 同連盟は本年度、中央商店街にもだまし絵を設置する。同学部の学生らが23~25日に作業を行う。

 【写説】「キンメの滝登り」のだまし絵を制作する学生たち=伊東駅前仲丸通り