竹部女流三段(右)と対局する小笠原伊豆名人=伊東市東松原町の東海館

 ■堅い守り攻めきる

 将棋の伊豆名人がプロ棋士に挑む「記念対局」(本社主催、日本将棋連盟伊豆支部連合会・同連盟伊東支部協力)が23日、伊東市東松原町の伊東温泉観光・文化施設「東海館」で開かれた。伊豆名人の小笠原斐(あやる)さん(19)=熱海市=が竹部さゆり女流三段(40)と平手で対局した。手に汗握る対局だったが竹部三段が96手で小笠原さんを下した。記録と棋譜は本紙元日号から連載する。

 竹部三段の攻めを小笠原さんが受ける展開となった。竹部三段が2手目に銀を上げる挑戦的な手で攻めの形を作ったが、小笠原さんも粘りを見せた。堅い守りで勝負が分からなくなったが、攻めきった竹部三段が勝利を収めた。

 対局を終え、竹部三段は「辛めに手堅く打った。最後は駒が足りなさそうだったが、勢いのある攻めでうまくごまかせた」と苦笑いを見せた。小笠原さんは「攻めの将棋だと知っていたので、守備を固めてタイミングを見計らったが、力が足りなかった。(プロは)やっぱり強かった」と振り返った。

 【写説】竹部女流三段(右)と対局する小笠原伊豆名人=伊東市東松原町の東海館