三嶋大社を出発する当番町の山車=三島市

 三島市最大のイベント「三嶋大祭り」(三島夏まつり実行委員会主催)が15日、始まった。初日は「山車とシャギリの日」として、市街地を当番町の山車4台が巡行したほか、大通りで17台の山車がシャギリを披露し合った。祭りは17日までで、16日は頼朝公旗挙げ行列が行われる。

 従来の「三島夏まつり」から名称を変更した。初日は一番町、芝本町、中央町、中央町2区の各当番町が三嶋大社前で安全祈願に臨んだ後、山車を引いて練り歩いた。当番町以外の山車もシャギリを響かせ、市街地は祭りの熱気に包まれた。浜松市南区から夫婦で来た女性(63)は「修善寺旅行の帰りに盛り上がっているのに気が付いて、初めて見に来た。浜松はたこ揚げが有名だけど、三島の山車の迫力もすごい」と興奮気味に話した。

 子どもがシャギリを体験できる催しや露店もあり、時折雨の降る天候に関わらず多くの人が沿道を埋めた。

 【写説】三嶋大社を出発する当番町の山車=三島市

 ■きょう頼朝旗揚げ行列

 2日目の旗挙げ行列は午後3時10分に三嶋大社で出陣式を行い、4時に出発する。源頼朝役を俳優の木下ほうかさんが務め、市内中高生らが騎馬武者や徒歩武者に扮(ふん)する。4~7時にコミュニティーFM放送局「エフエムみしま・かんなみ・ボイス・キュー」が公開生放送する。最終日は農兵節パレードがあり、三島を舞台に映画撮影した林弘樹監督や女優中西美帆さんが参加する。

「雰囲気感じて」

市役所職員浴衣姿で業務

 15日から三島市で始まった「三嶋大祭り」に合わせ、市役所では17日まで一部職員が浴衣姿で仕事をしている。

 訪れた人に祭りの雰囲気を感じてもらうことを目的に、職員に浴衣の着用を認めている。2007年から毎年、祭り期間中に行っている。

 市民課など窓口対応の多い部署で浴衣姿が目立つ。同課の池田瑛美香さんは「浴衣という形で三嶋大祭りを盛り上げていけたらいい。見た目も涼しげで、来た人に夏の風情を感じてもらえたらうれしい」と話した。

 【写説】浴衣姿で来庁者の対応に当たる職員たち=三島市役所