グラウンドワーク三島の魅力アップ計画を提案した市民セミナー=三島商工会議所

 ■河川・湧水で魅力アップを

 三島市が構想するJR三島駅南口東街区の開発を懸念するNPO法人グラウンドワーク三島はこのほど、市民セミナーを文教町の三島商工会議所で開いた。市民ら約70人が参加。同法人の専務理事の渡辺豊博さんが「水の都・三島、魅力アップ計画」を提案した。

 同法人は東街区の市有地約9千平方メートルを売却してホテルや商業施設を建設する構想による地下水の影響や大きな財政負担が予測されることを懸念して開催した。開発事業に依存しない河川や湧水を活用した計画を挙げた。

 提案は御殿川の水辺の回遊性を高めた文化散歩道の創出、境川・清住緑地の富士山大湧水公園整備、松毛川の河畔林を買収しての「千年の森」づくりなど。渡辺さんは「なぜ今、東街区開発なのか。それよりも先に具体化に向けて取り組むべき提案を示した」と話した。

 今後の活動概要を紹介した中で、東街区について市民創意の整備構想の策定と提案を挙げた。水と緑の伊豆コミュニティー広場整備、劇団四季常設ホールや県文化の森サテライトホール開設、市役所・図書館・子育てセンター、専門学校の誘致を提案した。

 セミナーは毎月1回、定期開催する方針。

 【写説】グラウンドワーク三島の魅力アップ計画を提案した市民セミナー=三島商工会議所