■生徒会選挙と出前授業 土肥高で同時実施

 伊豆市選挙管理委員会が昨年12月に県立土肥高(現伊豆総合高土肥分校)で実施した選挙啓発事業が、第12回マニフェスト大賞で優秀シティズンシップ推進賞を受けた。生徒会選挙と選挙出前授業を同時に実施した事例が全国的に珍しく、主権者意識の喚起に優れていると評価された。

 同委員会は選挙権年齢の18歳までの引き下げを受け、2015年度から選挙出前事業に取り組んでいる。土肥高では単なる模擬投票ではなく、候補者を実際に見て、意見を聞いて投票するという現実味のある手法で実施。本物の選挙資機材を使用し、事務従事者や立会人、開票作業も生徒たちが行った。

 優秀賞を受け同委員会は「現実味のある模擬投票をより積極的に開催し、新たな主権者教育の手法や可能性も探りたい。受賞により伊豆市が全国に発信されたことを糧に、今後も啓発活動に取り組む」とコメントした。

 マニフェスト大賞は、地方自治の議会・首長や地域主権を支える市民らの優れた活動を募集し、表彰する日本最大の政策コンテスト。今回は全国から2597件の応募があり、7部門で38件が優秀賞を受賞した。