フリーペーパーについて話し合う高校生たち=三島市役所

 ■伝えたいこと通じるか 記事確認し意見交換

 駿豆沿線地域活性化協議会は25日、高校生目線で地域の魅力を発見、発信する初の試み「高校生フリーペーパープロジェクト」のデザイン会議を三島市役所で行った。沿線にある3校の高校生が地域を取材しまとめた記事を確認、フリーペーパーをより多くの人に見てもらうための方法を話し合った。

 郷土愛の醸成と地域人材の育成を図ろうと企画した。地元就職やUターンを促し、若年層の人口流出対策につなげたい考え。日大三島、県立韮山、伊豆総合高の3校22人が参加。8月4日に行ったワークショップで大学生をターゲットに設定し、8月から10月にかけて取材を行った。

 日大三島は2市町を担当し、三島市の歴史、自然、食のほか、三島を愛する人々を紹介、函南町では町内で体験できることや食をまとめた。韮山は伊豆の国市で、日本で初めて広まった「パン祖のパン」に焦点を当てた。伊豆総合は伊豆市内で活躍する4人を取り上げた。

 高校生たちは他校の記事を見て「伝えたいことが伝わったか」「読んで訪れたくなったか」などを用紙に記入した。それを基に、製作に携わるアドバイザーの社会人と一緒に、内容やデザインを再検討した。

 続いて、フリーペーパーを広めるための話し合いを行った。高校生からは「大学生がいるコーヒーショップに置いてもらう」「インターネットやSNSで拡散する」などの意見が出た。表紙の写真、タイトルも検討した。

 フリーペーパーはA5サイズ、16ページで、5千部を作製する。来年2月10日に完成披露会を予定している。

 【写説】フリーペーパーについて話し合う高校生たち=三島市役所