幕下優勝を報告する栃飛龍=三島市役所

 ■「下半身鍛えた成果」

 大相撲九州場所(福岡市)で幕下全勝優勝した三島市出身の栃飛龍(30)=本名・本間幸也、春日野部屋=が29日、三島市役所を訪れ、豊岡武士市長に喜びの報告をした。同日、新番付が発表され、十両に復帰することが決まった。

 栃飛龍は市相撲連盟名誉会長で県相撲連盟副会長の鈴木忠友さん(73)らと来庁した。鈴木さんは栃飛龍が相撲を始めた小学2年生から指導するなど長年、親交を温めている。

 栃飛龍は今場所を振り返って「心に余裕があった。下半身を鍛えた成果が出て、押されても慌てず残せる自信があった」と話した。十両に復帰する初場所について「精進して成績を残したい。まずは勝ち越しを決め、勝ち星を積み重ねたい。体が小さいので気持ちで負けないように突き相撲で先手を取る。地元をはじめ多くの応援を力に変えて頑張りたい」と話した。

 豊岡市長は「来場所からは幕内を目指して全力で戦って」と激励した。鈴木さんは「顔つきが変わった。特に心が強くなった。来年はしっかり頑張ってほしい」と話した。

 栃飛龍は沼津市の飛龍高卒業後、春日野部屋に入門。2013年に新十両に昇進した。現在、西幕下10枚目。3年ぶりの関取復帰となる。

 【写説】幕下優勝を報告する栃飛龍=三島市役所