梅狩りを体験する天城小2年生=伊豆市の伊豆月ケ瀬梅林

 伊豆市月ケ瀬の伊豆月ケ瀬梅林で6月2日、「観光梅狩り」がスタートする。梅の実がなくなり次第、終了する。近年は来場者が増え、一昨年は2日間、昨年は5日間で終了した。主催する伊豆月ケ瀬梅組合(内田隆幸組合長)は「早めの来場を」と呼び掛けている。午前8時~午後3時。

 入園料、駐車場は無料。梅林内の畑に入り、梅酒や梅干しなど自分の加工に適する梅を選んで採り、重さに応じて買い取る。自分でもいだ梅は1キロ当たり400(小梅は450)円、同組合が取り置きした梅は1キロ600(同650)円。

 同組合によると、過去には20トンほどの実を収穫した年もあるが、最近は10トン前後で推移している。半分は梅狩り用、残りの半分は同組合がシロップなどの加工商品に使用する。昨年は5日間で約6トンを販売した。今シーズンも例年並みの収穫を見込んでいる。

 天城連山を一望する高台にある同梅林は1969年、6・2ヘクタールの梅園と農道が造成され、2500本の梅を植栽した。同組合は3年後に創立。梅林の整備や加工品販売、梅まつり開催などに取り組んでいる。

 梅狩りは予約不要。問い合わせは同組合〈電0558(85)0480〉へ。

 ■「たくさん採れた」 一足早く天城小2年生、体験

 伊豆市立天城小(植松研吾校長)は28日、2年生の校外学習として、梅の実狩り体験を伊豆月ケ瀬梅林で行った。2年生30人が訪れ、観光梅狩りより一足早く、大きく育った実を採った。

 梅林に着いた児童たちは、伊豆月ケ瀬梅組合の内田隆幸組合長から「木に登っても良いけど、トゲがあるので注意して」などと説明を聞いてから体験した。児童たちはピンポン球ほどに育った実を次々と採ってビニール袋に入れ、「こんなに大きい実があった」「たくさん採れた」などと笑顔を見せた。

 作業前には、内田組合長に「なぜ、たくさん梅の実がなっているのか」「梅まつりは何人お客さんが来るか」「梅ジュースはおいしいか」「何で梅はトゲがあるのか」などと質問した。

 実は学校へ持ち帰り、授業の中で梅シロップ作りなどを行う。

 【写説】梅狩りを体験する天城小2年生=伊豆市の伊豆月ケ瀬梅林