連携協定を結んだ三島信用金庫の平井理事長(右)と静岡職業能力開発促進センターの村越所長=長泉町の三島信金本部

 ■中小企業課題解消へ

 三島信用金庫(平井敏雄理事長)と静岡市を拠点に活動する独立行政法人が28日、長泉町の同信金本部で産業人材の確保と育成に関する連携協定を結んだ。県東部の中小企業が抱える人員不足や人材育成、定着率向上などの課題を解消する支援に取り組む。

 協定を締結したのは高齢・障害・求職者雇用支援機構静岡支部静岡職業能力開発促進センター(村越貞之所長)。同庫がセンターと顧客企業を結ぶ窓口になることで、県東部の産業人材の育成を支援し中小企業の人材供給を推進する。

 企業への職業訓練修了生の紹介や就職説明会の情報提供、センターを活用した従業員研修の提案や技術研修などを連携して行う。同庫は2017年度、顧客企業から人材・人員不足の相談が約1400件あったという。

 同日、平井理事長とセンターの村越所長が協定書に調印した。平井理事長はビジネスチャンスを逃さざるを得ない実情を紹介した上で「連携により地域を元気にしたい」と期待した。村越所長は「東部地域への認知度を高めたい」と話した。

 同庫は本年度内に顧客企業を対象としたセミナーを開催したい意向。今後、人材あっせんを扱う民間企業との協定も視野に入れる。

 【写説】連携協定を結んだ三島信用金庫の平井理事長(右)と静岡職業能力開発促進センターの村越所長=長泉町の三島信金本部