■必要な調査行い審議

 伊豆の国市立韮山中で5月に起こった生徒間の暴力行為を受け市教育委員会は、いじめの有無も含めた事実の全容解明に向けた第三者委員会を立ち上げ、5日夜に初会合をあやめ会館で開いた。調査・審議を進め、委員から答申や意見を受ける。

 委員は校長経験者、弁護士、医師、臨床心理士の4人で構成した。初会合では、市教委が行為の概要を説明。これを受け、委員が全容を明確にする上で必要な調査について意見交換した。次回の会合で、調査結果を報告する。

 行為は22日に発生。3年の男子生徒が、同学年の男子生徒に暴行を受け、膵臓(すいぞう)断裂の重傷を負った。生徒は現在も市内の病院に入院し、治療を受けている。病院からの連絡を受け、大仁署が捜査している。市教委によると、同署に被害届は出されていないという。

 市教委は「(調査審議が終わると委員から)答申が出てくる。内容を受けとめ、適正に対処していく」と話した。