下の世話にならないよう祈願する住民ら=伊豆の国市中の長源寺

 ■「下の世話にならないように」 

 伊豆の国市中の長源寺(高木伸明住職)で25日、「便所の神様」として知られる「烏蒭沙摩(うすさま)明王」の祭典が行われた。朝から参拝者が次々と訪れ、将来下の病気にならないよう祈った。

 護持会(土屋清治会長)が主催し、毎年8月25日に開いている。この日だけご開帳した烏蒭沙摩明王像の前で、檀家(だんか)や住民らが静かに手を合わせ、祈とうをしたお札や無料の「うすさまおにぎり」を受け取った。

 婦人部手作りの漬物、煮物の振る舞いや有志による踊りの披露も行われた。孫とひ孫と訪れた山田政子さん(87)=南条=は「ほとんど毎年訪れている。(孫たちにも)トイレの神様を知ってもらいたい」などと話した。

 【写説】下の世話にならないよう祈願する住民ら=伊豆の国市中の長源寺