避難に関する宣言をする原区長(左)=伊豆市の熊坂小体育館

 ■「自らの判断で命守る」

 伊豆市は22日、狩野川台風60年事業として、防災講習会を修善寺、中伊豆の2地区で開いた。地域代表者による「避難に関する宣言」や講話、狩野川台風体験談の映像放映などを行い、防災に対する意識を新たにした。24日は天城湯ケ島、土肥地区で開く。

 修善寺地区は市立熊坂小体育館で開き、住民や防災指導員ら約40人が参加した。原勝也・熊坂区長は、「狩野川台風の恐ろしさや被害の大きさを忘れず、日頃の備えや防災対策を推進する。危険を感じた場合は、自らの判断で自分の命を守るため直ちに避難する」と宣言文を読み上げた。

 国土交通省沼津河川国道事務所の村松弘一建設専門官は「狩野川台風について」と題して講話した。

 狩野川の特徴や狩野川台風で大きな被害が出た原因、同省が取り組んでいる安全対策などを説明。日頃からの防災意識や情報収集、早めの避難の重要性を訴えた。

 24日は午前10時から天城小体育館、午後1時半から土肥支所で行う。

 【写説】避難に関する宣言をする原区長(左)=伊豆市の熊坂小体育館