人口問題をテーマに意見交換する出席者=伊豆の国市のあやめ会館

 ■生産年齢 人口減など意見交換

 地域の産業団体、行政、学校、金融機関、労働団体、マスコミの代表者らで構成する「美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生県民会議」の「伊豆半島地域会議」が24日、伊豆の国市のあやめ会館で開かれた。約35人が出席し「生産年齢人口の危機的な減少と、克服に向けた取り組み」をテーマに意見交換した。

 人口ビジョンが5年ぶりに改められ、2040年は少子化対策に取り組んでいるものの、より人口が減少していく見通しとなったことからテーマとした。

 家庭訪問型子育て支援に取り組むNPO法人いとう子育てネットワーク・ゆうは「子育てしやすい環境づくりが重要」と述べた。社会福祉法人春風会は複合施設を開設したことで、雇用の創出や経営の効率化が図れたことを紹介した。

 熱海市観光協会は、3年連続宿泊客数が300万人を超えた要因の一つに、官民一体となって取り組んできたことを挙げた。静岡大の本田圭美さんは「在学中に、大学生による大学生のための伊豆観光ツアーを計画し実行したい。伊豆の就活イベントも開催できれば」と協力を求めた。

 県民会議が15年度に策定した「総合戦略」の進展状況の報告も行われた。全体としておおむね順調に推移していることが伝えられた。

 県民会議は本部会議と4圏域に分かれた地域会議がある。沼津、三島市、函南町は東部地域にも入っており、この日は東部地域会議も開かれた。

 【写説】人口問題をテーマに意見交換する出席者=伊豆の国市のあやめ会館