玄関飾りを選ぶ来場者=伊豆市の修善寺農村環境改善センター

 伊豆市シルバー人材センター(土屋健二理事長)は27日、年末恒例の「お飾り市」を修善寺農村環境改善センターで開いた。以前は開始前から数十人が並び、開場と同時に買い求める姿が見られたが、ここ数年は予約販売に力を入れているため混雑はなかった。

 来場者は玄関飾りやしめ縄、輪飾り、宝船などを選び、買い求めた。牧之郷の夫婦は「良いわらを使っているので、毎年ここで買っている。昔は親が家で作っていた。手づくりのお飾りを見ると父親を思い出す」と話した。

 同センターお飾り部会(日吉宣博部会長)が中心となり取り組む。専用の水田で育て、稲穂を付ける前に青田刈りした後に天日干ししたわらを材料に、手作りしている。今年は大小合わせ約2千点を製作。予約は330件入り、前年を90件上回った。土屋理事長は「会員が頑張って作ったので、当日もこれだけの数がそろい良かった」と話した。

 【写説】玄関飾りを選ぶ来場者=伊豆市の修善寺農村環境改善センター