式典後に車両でパレードする出席者=伊豆市の天城北道路

 ■式典後パレード 観光、防災 効果に期待

 伊豆市で整備が進められていた伊豆縦貫自動車道の一部・天城北道路と、直結する国道136号下船原バイパスが26日、同時に開通した。国、県、市による実行委員会が記念式典を同市内2カ所で開催。交通アクセス向上に伴い伊豆半島の観光面や経済面、防災面などへの効果が期待される新しい道路の供用開始を祝った。

 修善寺総合会館で開いた式典には約430人が出席した。同市の菊地豊市長は「待ちに待った開通。伊豆半島全ての市町と喜びを分かち合いたい。今後は下田まで全線開通するよう頑張りましょう」、川勝平太知事は「河津桜まつり前に開通でき、願いがかなった。アクセスが良くなり多くの人に訪れてもらい、世界一美しい伊豆半島を感じてほしい」とあいさつした。

 国会議員の祝辞に続き、主催者や来賓、近隣首長らがテープカット、くす玉開披で開通を祝った。

 天城北道路会場に移動した後は、市立修善寺東こども園園児が、近隣の区長に見守られながらテープカットした。最後は出席者が車両でパレード。同修善寺中吹奏楽部による演奏の中、富士山をバックに月ケ瀬インターチェンジ(IC)方面に向けて走行した。

 天城北道路は全長6・7キロ。2008年に開通した修善寺IC―大平IC間に続き、残りの5・1キロ区間が供用開始した。国道414号と同136号を結ぶ下船原バイパスは、渋滞回避による西伊豆方面への通行時間短縮が期待されている。

 【写説】式典後に車両でパレードする出席者=伊豆市の天城北道路

 【図説】天城北道路開通ルート