子どもたちに勉強を教える玉川大の学生(中央)=下田市吉佐美の介護老人福祉施設みくらの里

 下田市と玉川大は、昨年結んだ連携協定の一環で市内の小中学生を対象に学習支援事業「夏休み学習サポート教室」を開いている。子どもたちが、同大教育環境研究部の学生7人や元教員の支援を受けながら、宿題の解き方や苦手科目の勉強法などを教わっている。

 同協定に基づき学生のインターンシップ(就業体験)も兼ねて実施している。市社会福祉協議会に事業運営や子どもたちの送迎を委託して、市内の福祉施設と中央公民館を会場に25日まで3期間計12回開催する。各期間の最終日には食事会や交流会も開く。

 3日、吉佐美の介護老人福祉施設みくらの里の交流ホールには、下田中学校区の小中学生16人が集まった。子どもたちは、学生らの絵や図を使った解説や、丁寧で分かりやすい説明を受けながら勉強に集中した。下田中1年の太田果蓮さんは「分かりやすく教えてもらい数学の1次方程式が理解できるようになった」と喜んだ。

 同大3年の伊藤愛結さんは「自分では問題を理解していても、答えにたどり着くまでどのように教えるかが難しかった。将来教職に就くための良い経験になった」と振り返った。

 【写説】子どもたちに勉強を教える玉川大の学生(中央)=下田市吉佐美の介護老人福祉施設みくらの里