「ニセ虫図鑑」を新たに出版したくぼやまさん=南伊豆町一条の自宅内ギャラリー

 ■色とりどり水彩で700種 17日から伊東で原画展

 実際にいそうでいない“空想昆虫”を5年ほど前から創作し続けている南伊豆町一条の画家・くぼやまさとるさん(61)が、描きためた虫を集めた「ニセ虫図鑑」を自費出版した。700種類の色とりどりの虫の水彩画に生態の解説文を添えた。17日から、出版を記念し伊東市富戸の崔如琢美術館で原画展(伊豆新聞本社など後援)を開催する。

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 空想昆虫は架空の惑星・キムネジネに生息する生き物という設定で、地球の虫と分類法や名前の付け方、基本的な体のつくりはよく似ている。色や形はオリジナルだ。

 くぼやまさんは山奥の森の中に手製のアトリエを構える。「日頃、虫をよく見るからたくさん描ける」と発想の源泉を語る。

 図鑑は全96ページで、2千冊を発行した。価格は1800円(税抜き)で、伊東市のサガミヤ書店、伊豆市の長倉書店などで購入できる。

 原画展は17~22日に開催する。時間は午前10時~午後5時(最終日のみ4時半)で入場料は無料だ。17、22日午前10時半から、くぼやまさん本人による昆虫作りワークショップを事前予約制で行う。問い合わせは同美術館〈電0557(51)7780〉へ。

 【写説】「ニセ虫図鑑」を新たに出版したくぼやまさん=南伊豆町一条の自宅内ギャラリー