プログラミング講座で使う教育用ロボットの動きを確認する児童ら=西伊豆町の賀茂小

 ■総務省モデル校

 総務省のプログラミング教育普及推進事業の一環で、本年度「教育モデル実証校」の一つに選ばれた西伊豆町立賀茂小で3日、実証実験を目的とした教育講座がスタートした。レゴ社の教育用教材(ロボット)とタブレットを活用した実践学習で、1カ月にわたり5、6年生が「プログラミングとロボットで防災を考える」をテーマに考察を深める。

 ロボット制御と活用を通じ、子どもたちの「プログラミング的思考」を養うのが狙い。提案した通信教育大手・Z会(長泉町)の主催で、講座は31日まで計10回。車輪やアームを付けたレゴ社の教育ロボット「マインドストーム」を活用し、実際に町で起こりうる災害を想定した問題解決を児童がグループごとに検討し、発表する。最終回には総務省関係者らが視察に訪れる。

 初回はコーチ役となる元学校長ら地元の「メンター」(講座指導者)7人と共に、児童22人が小山真人・静岡大教授から伊豆の防災について教わった。実際にみんなでロボットの動きも確認し、Z会の担当者は「ぜひ仲間と一緒に試行錯誤を重ねることで、悩み、考えを深めて『より良い解決法』を探ってほしい」と呼び掛けた。

 【写説】プログラミング講座で使う教育用ロボットの動きを確認する児童ら=西伊豆町の賀茂小