解職反対を訴える相馬町長=河津町田中

 ■両派の街頭演説活発化 

 河津町の複合施設整備計画を巡り相馬宏行町長解職の是非を問う住民投票(8日に投開票)は、終盤を迎えて賛成、反対両派の活動が活発化している。これまでの意見文書の新聞折り込みにとどまらず、3日から各地で街頭演説が本格化し、支持を訴えている。期日前投票も好調を維持、7日の最終日までに有権者の4割を超える勢い。春の署名から活動してきた解職賛成派がリードし、夏から動きが表立った解職反対派が追い上げる様相となっている。

 ■町長「税金上がることない」 解職請求住民「今ある施設有効活用」

 解職請求した住民組織「あしたの河津をつくる3168」の稲葉誠次代表は、9月30日夕に街頭演説を開始した。3日から1日4、5カ所回っている。7日まで連日夕、笹原の商業地に立つ。「町民の合意を得て見直し、今ある施設を有効活用しながら必要なものから造るべきだ」と強調し、同組織事務局の2人も演説した。また賛同する町議複数も街頭演説している。

 相馬町長は、住民投票告示前から動いていたが、3日からは公務を休み、1日20カ所近く街頭に立っている。開始から延べ100カ所ほどになるという。7日まで続ける。「将来を見据えた町づくりのもとで進めてきた。しっかりした財政計画で税金が上がることはない」と訴え、賛同する町議複数が応援に付き街頭演説もしている。

 期日前投票は、9月19日の開始から連日115人以上、3日までで2179人が済ませた。9月1日現在の有権者は6461人。

 【写説】解職反対を訴える相馬町長=河津町田中

 【写説】解職賛成に支持を求める稲葉代表=河津町笹原