湯の花直売所が開発したアプリの画面

 ■スマホ使用50代 高齢化見据えて推進

 南伊豆町の道の駅・下賀茂温泉湯の花内の農林水産物直売所(渡辺純平店長)は、スマートフォン(スマホ)のアプリケーション開発や一部事業所向け弁当配達を進めている。スマホを扱える高齢人口の増加を見越し大きなスーパーマーケットの少ない同町で、将来的な“買い物難民”の支援につなげる狙いだ。

 アプリは既に配信を始めている。生産者が品物を持ち寄る同店は、日によって異なる旬の野菜や新鮮な地魚が並ぶ。アプリでは毎日の入荷状況や毎月のイベントが分かる。

 「雨の日クーポン」などアプリ限定の割引制度もある。ほかに(1)ウェブショップ案内(2)近隣観光情報−のコーナーを設けた。

 弁当配達は4月に開始する。当初は近隣の事業所が対象で月・金曜日の昼食のみ行う。ひじきコロッケやかき菜の塩漬けなど、手作りの日替わり弁当を提供する。弁当は店頭でも販売している。

 弁当配達は大口を開拓して事業規模を拡大した上で、将来的に個人宅でも行う予定だという。

 渡辺店長は「普通にスマホを使える50代が高齢になる10、20年後を見据えてサービスを提供していく」と話した。

 同店はNPO法人南伊豆湯の花(吉田謹治理事長)が運営する。問い合わせは同店〈電0558(62)3191〉へ。

 【写説】湯の花直売所が開発したアプリの画面