第14号「下田まち遺産手帖」をPRする職員=下田市役所

 ■修復作業の逸話も紹介

 下田市はこのほど、「第14号下田まち遺産手帖」を発行した。蓮台寺天神神社の重要文化財「大日如来座像」を特集、独特の魅力や修復作業のエピソードなどを紹介している。

 地元の魅力的な景観を未来に残す狙いで年2回制作している。カラーA4判で6ページ。市内の公共施設や道の駅、コンビニなどに置いている。

 大日如来座像の特集では、鎌倉時代に造られた寄せ木造りの像であるといった基本情報や、髪を結い宝冠をかぶるなど、他の如来象にない特徴があることも伝えている。上原美術館の学芸員に取材し、元の形を尊重し、劣化部分の補強を中心に行うといった仏像修復の作業内容についてもまとめてある。

 伊豆半島景観看板大賞に輝いた「下田ペリーロード・蔵」の写真、154ある下田まち遺産の点在マップも載せた。

 担当の建設課・西川力さんは「地元の魅力の再発見につながると思うので、ぜひ読んでほしい」と呼び掛けている。

 【写説】第14号「下田まち遺産手帖」をPRする職員=下田市役所