■きょう議長主催検討会 「議会の考え、明確にしたい」

 下田市議会は4日、新庁舎建設設計特別委員会を設置した。新庁舎の設計提案で「1階の議会ゾーンに疑問を持つ議員が多い」として調査研究し、議会の考えを市に示すことにしている。同議会は5日、議長主催の議会ゾーン検討会を開く。

 同特別委は、定例会最終本会議の議員発議で、議長を除く賛成9、反対1(欠席・退席各1人)の賛成多数で設置が決まった。

 提出者の小泉孝敬氏は「基本構想と設計提案に大きな差があり、議会ゾーンには大方の議員が疑問を持っている。特別委で議会としての考えを明確にしたい」と提案理由を説明した。

 これに対し、鈴木敬氏が「議場を有効活用すべきとする審議会や市民意見を踏まえた設計提案であり、いまさら特別委を設置しなくても全員協議会や意見交換会で十分」と疑義を呈した。

 市はプロポーザル方式で選定した設計業者の提案を基に、9月末までに基本設計、来年5月末までに実施設計をつくる日程で進めている。

 業者選定にあたり市は(1)機能的で使いやすい庁舎(2)事業費を抑えた経済的な施設―など5点のテーマを示した。

 このテーマを踏まえ選定業者は、事業費を抑えた3階建て庁舎とし、1階に普段は多目的に利用する開放型議場を配した。

 市は設計提案書を4月以降、市ホームページや市内3カ所で公開し、市民意見を募ったり、ワークショップを開催したりしているが、市民から議場の位置に対する異論はほとんどないという。

 特別委は7人で構成し、委員長を小泉孝敬氏、副委員長を沢登英信氏が務める。