海賊征伐で爆発炎上する海賊船=西伊豆町の堂ケ島公園

 ■湾内の海賊船爆発炎上

 西伊豆町仁科の堂ケ島公園で24日夜、堂ケ島火祭り(町観光協会主催)が開かれた。約3千発の花火が夜空を彩り、名物の海賊征伐では湾内の船を爆発炎上させる迫力ある演出に訪れた約4300人が沸いた。

 約600年前に西伊豆の海で略奪を繰り返した海賊を、村人が火矢で、撃退したという故事にちなんだイベント。「海賊征伐」は放った火矢が火薬庫に引火したという場面を再現。湾内に浮かぶ全長約12メートル、幅約4メートルの木造海賊船に点火すると、船から花火が次々と打ち上がり“爆発炎上”し、来場者から大きな歓声と拍手が起きた。

 津軽三味線の「民芸衆団奏鳴曲(そなた)」、地元キャラクター「馬ロックん」のステージイベント、宿泊補助券が当たるコスプレイベント「海賊王は私だ!」も人気を集め、祭りを盛り上げた。

 孫と3人で訪れた西伊豆町の堤賀津恵さん(71)は「これを見ると夏が始まったと感じる」、孫の佐野琉海君(仁科小1年)は「すごかった。悪い海賊がいなくなって良かった」とそれぞれ話した。

 【写説】海賊征伐で爆発炎上する海賊船=西伊豆町の堂ケ島公園