科学の実験に挑戦する中学生たち=下田市の下田高

 ■下田 理数科希望生徒に科学教室

 県立下田高(綾部信明校長)は9日、本年度の中学生一日体験入学を実施した。約320人の中学3年生が参加し、同校で模擬授業を受け部活動を見学するなどした。

 模擬授業の一環で、理数科の進学希望者対象の科学教室も開かれた。62人が参加し、同校の教諭や生徒にアドバイスを受けながら、植物の光合成色素の抽出・分離実験に挑戦。ホウレンソウやワカメなどのサンプルをすりつぶして有機溶媒に溶かし、各成分が薄層のプレート上を移動する距離に応じて物質名を特定した。

 稲梓中の伊沢岳郎君は「(予想と違って)難しいより、楽しいと感じた。実験に少し興味が湧いた」と感想を語った。

 ■南伊豆分校 ブドウの糖度計器で測定

 県立下田高南伊豆分校(綾部信明校長)は9、10の両日、中学生の体験入学を行っている。2日間で賀茂地区の31人が参加し、農業や食品製造の授業体験、部活動見学などをする。

 南伊豆町と下田市、西伊豆町、河津町から参加があった。農業の体験ではブドウの糖度を計器で測定した。分校生の丁寧な指導で房の上側ほど甘いことを調べた。

 ほかにビスケット作りや柔道部、野球部の見学をした。河津中の生徒は「農業に興味があり参加した。知らないことが分かった」と話した。

 【写説】科学の実験に挑戦する中学生たち=下田市の下田高

 【写説】分校生に教わりながら糖度を測定する中学生=下田高南伊豆分校