マルシェで地場産品を買い求める来場者=下田市の大川端

 ■20年ぶり“復活” 農漁協、稲取高生も出店

 賀茂地区の生産者同士の交流や地場特産品の流通促進などが狙いの地域活性化イベント「大川端マルシェ」(下田青年会議所主催、下田市みなとまちゾーン活性化協議会共催)が15日、旧町内の稲生沢川に面する通り(通称・大川端)で開かれた。20年以上ぶりの開催。賀茂1市5町の農業や飲食、雑貨、美容業といった約30の自営業者、団体などが出店し、多くの人が訪れてにぎわった。

 地域おこし協力隊や伊豆漁協、JA伊豆太陽、県立稲取高の被服食物部・家庭部も出店した。

 朝から住民や観光客が来場し、下田産の蜂蜜や西伊豆産のワサビ、カレー、ラーメン、シーグラスといった地場農産物、飲食品、雑貨、陶芸品などを買い求めた。西本郷の朝比奈由紀子さん(40代)は「知らないお店がたくさんあった。今度行ってみたい」と感想を語った。

 出店者らも設営・運営などを通して交流が深まった様子。西伊豆町大沢里のわさび農家・岡原有志さん(37)は「西伊豆と下田は近いようで意外と遠い。(このイベントがあったおかげで)新しい人とのつながりがいっぱいできた」と喜んだ。

 下田青年会議所の担当者・土屋健司さんは来年度の開催も検討するといい「ここで出会った出店者同士が、別の場所や地域で同様のイベントをやりたいと思うきっかけになり、広がっていけばうれしい。その際は運営や予算に関するアイデアを貸すなどして協力したい」と話した。

 【写説】マルシェで地場産品を買い求める来場者=下田市の大川端