グループワークで向原さんにインタビューする参加者=西伊豆町の旧田子中

 西伊豆町つながる地域協議会(芹沢安久会長)はこのほど、旧田子中で「西伊豆みらい会議」を開いた。地域活性化やイベントの実施に向け、より良いアイデアを出すための方法について学んだ。

 同協議会は西伊豆で地域活性化などに取り組む各団体を「つなげる」ことで大きな活動・成果を目指し4月に発足した。「意見やアイデアを出しやすい会の運営」と参加者のコミュニケーションを目的に同会議を開いた。西伊豆・松崎両町の観光業者ら約30人が参加した。

 講師は長年広告代理店・東急エージェンシーに勤務し、現在は下田市の地域おこし協力隊として同市観光協会で活動する向原一平さんが務め、「対話」をテーマに講演した。

 対話とは「質問を通じて互いの良心を引き出していく」ことであり、「互いの意見をぶつけ合い一つの答えを出す」ことは議論であると説明。その上でアイデア会議では対話型、議論型の両方が大事であると訴えた。

 「向原さんが妻と行きたいと思える西伊豆のイベント企画」をテーマにグループワークも行った。各班が向原さんへのインタビュー形式での「対話」とグループ内での「議論」で答えを考えた。

 向原さんはグループワークの前に「誰かの意見を否定するのはやめよう」と呼び掛け、「否定はもったいない。共感や理解ができなくてもなぜその考えに至ったのか対話を通して引き出すこと。引き出した思いがアイデアの原石となる」と話した。

 【写説】グループワークで向原さんにインタビューする参加者=西伊豆町の旧田子中