展示ホールの巨大なタカアシガニに目を見張る川勝知事=下田市の県水産技術研究所伊豆分場

 ■種苗研究の説明受ける 「キンメダイで成果を」

 老朽化に伴う建て替え工事が行われていた、下田市白浜の県水産技術研究所伊豆分場の新庁舎が完成した。

 新庁舎は鉄骨2階建て延べ1164平方メートル。1階に事務室、展示ホール、飼育実験室、潜水機械室など、2階に会議室、化学実験室、生態研究室、書庫などを配置した。

 敷地内の大型水槽などの屋外飼育施設とポンプ室の完成は、来年7月ごろ。それまで海水を使用した生物飼育試験は行わない。展示ホールなどの一般公開も、全体の工事完了後となる。

 27日には川勝平太知事が視察した。川合範明分場長をはじめ研究員がキンメダイ、マダイ、アワビなど種苗生産研究の成果を説明した。

 川勝知事は「栽培漁業は今後ますます重要になる。特に伊豆はキンメダイが最大の特産物。手法を確立し、大いに存在感を上げてほしい」と期待を寄せた。

 【写説】展示ホールの巨大なタカアシガニに目を見張る川勝知事=下田市の県水産技術研究所伊豆分場